日本共産党の、にひそうへい参院比例予定候補は4月7日、沖縄県名護市で、稲嶺進前名護市長と懇談し、「オール沖縄の前進と、県民の絶対にあきらめない頑張りの中で迎えた本土復帰50年。参院選沖縄選挙区のイハ洋一さん勝利と、比例代表でオール沖縄の一翼を担う共産党の議席増を勝ち取る決意です」と訴えました。

 にひ予定候補は、県民との対話で、ロシアのウクライナ侵略を受け沖縄戦のむごい記憶がよみがえると話す人が多いと紹介し、「沖縄を再び戦争に巻き込むような政治を変えてほしいとの強い期待を感じる。絶対に負けられない」と強調しました。

 稲嶺氏は、ウクライナ危機に乗じた「核共有」や「台湾有事」論にふれ、「こんなことを許していたら大変なことになる。共産党が頑張ってもらわないと」とエールを送りました。

 にひ予定候補は、「中国や台湾と歴史的に縁の深い沖縄から平和的な安定はつくれる。基地のない誇りある豊かな沖縄の実現へ、国会で全力を尽くしたい」と応じました。

 稲嶺氏は、オスプレイの全国展開や米軍の提供区域外での訓練にふれ、「こうしたことがなし崩し的に広がると恐ろしい国になる。そうさせないため頑張ってもらうのが共産党だ」と激励しました。

 「新基地建設反対名護共同センター」の具志堅徹共同代表・元県議と、日本共産党の西銘純恵県議が同席しました。(しんぶん赤旗 2022年4月8日)