日本共産党の仁比そうへい参院議員を迎えた演説会が1月20日、熊本県の人吉、八代の両市で開かれました。仁比氏は統一地方選での党躍進で参院選に向けた大きな勢いをつくり、安倍政権を退陣させて憲法が生きる新しい時代を切り開こうと訴えました。

 仁比氏は、憲法改悪や沖縄の辺野古米軍新基地建設、軍事費の拡大などの「戦争する国」づくり、消費税10%増税に強権を振りか

 ざす安倍政権に連続する選挙で「きっぱりノーの審判を突き付けよう」と呼びかけました。相次ぐ自然災害では、被災者生活再建支援法など抜本的拡充が求められるなか熊本地震被災者に自己責任を強いる安倍政権に、「断固立ち向かい、誤りをただして民主主義を取り戻したい」と訴えました。

 人吉で統一地方選をたたかう、本村令斗、塩見寿子の両市議、多良木町の久保田武治町議がそれぞれ訴え。八代では橋本徳一郎市議が市政報告しました。

 演説を聞いた参加者は「いいぞ」「そうだ」などと応援しました。参加した女性は「仁比さんとは川辺川ダムの運動でともにたたかい、ずっと応援しています」と話しました。

 仁比氏とともに水俣病問題に取り組む弁護士の阿部広美氏がメッセージを寄せました。(しんぶん赤旗 2019年1月22日)