国鉄労働組合九州本部第34回定期大会が8月30日に福岡市内で開かれ、日本共産党の仁比そうへい参院議員が連帯あいさつしました。

 千々岩隆委員長は、「働き方改革」一括法の修正・廃止を訴え。安倍政権への怒りと不満が頂点に達するなか、野党と幅広い市民の共闘によって参院選で与党と改憲勢力を打ち倒そうと呼びかけました。

 仁比氏は、大企業や富裕層にもうけを集中する安倍政権の経済政策のもと、JR九州がダイヤ減便や駅無人化など株主の利益至上主義とも言うべき異常な経営をしていると指摘。保守の自治体首長からの抗議などを紹介し「国労のみなさんの要求実現にこそ、住民本位の安全・安心な交通権を保障する未来がある。私たちも一緒に運動を広げていきたい」と訴えました。沖縄県知事選や参院選、統一地方選勝利と市民と野党の共闘前進を訴え、「安倍政治を倒し、一緒に希望ある未来を切り開いていこう」と力を込めました。

 社民党の吉田忠智前党首も連帯のあいさつをしました。(しんぶん赤旗 2018年9月5日)