日本共産党の市田忠義書記局長は1月8日、国会内で記者会見し、今年7月に行われる参院選で擁立する46都道府県の選挙区予定候補者(沖縄県を除く)を発表しました。(一覧

 すでに発表された5人の比例予定候補とあわせて、ほぼすべての予定候補者が出そろったことになります。

 選挙区予定候補の内訳は、女性9人、男性37人。最も若い人は31歳で、平均年齢は46・6歳です。現職1人、元職1人、元衆院議員を含む新人が44人。医師、地方議員、教師、保育士、労働組合幹部、青年学生・婦人・農民運動関係者など、各分野で活動してきた人たちが名前を連ねています。

 市田氏は、「多彩な分野を代表する有能な候補者です」と紹介しました。

 参院選での躍進をめざす日本共産党は、「比例を軸に」「全国は一つ」の立場を堅持して全国で650万票以上の獲得をめざし、現職の市田氏と大門みきし、仁比そうへい両参院議員、新人の田村智子、かわえ明美両予定候補の比例5議席絶対確保をめざします。

 選挙区では東京で小池晃参院議員(政策委員長)の議席絶対確保と、過去議席を有していた7選挙区(北海道、埼玉、神奈川、愛知、京都、大阪、兵庫)での議席回復、その他の選挙区での躍進に挑戦します。

 市田氏は「選挙区候補も日本共産党への支持を訴えることを基本にしながら、比例での650万票獲得に全力をあげ、かつ自らの勝利をめざす。共産党支持の大波をつくってこそ選挙区での勝利に結びつきます。比例候補と選挙区候補が力を合わせて全力を挙げます」と抱負を語りました。

 沖縄県については、名護市長選後に決める考えを示しました。

 会見には大幡基夫選対局長が同席しました。(2010年1月9日(土)「しんぶん赤旗」)