日本共産党の仁比聡平前参院議員は9月5日、島根県の江津、出雲、松江の各市の集いを駆けめぐり、参院選での教訓と今後の展望を語りました。3会場はどこも満席で計140人が参加しました。

 江津、出雲の集いでは参院鳥取・島根選挙区の野党統一候補としてたたかった中林佳子元衆院議員があいさつ。参院選では党の政策が国民に希望を与え、自身の候補者活動には野党だけでなく保守層も応援に駆け付けるなど、安倍・自公政権を追い込む共闘の輪が広がっていると強調しました。

 仁比氏は「市民と野党の共闘の進化に全力をあげながら、党の発展をめざします。日本に本当の民主主義を取り戻すため全力で頑張ります」と力を込めました。

 松江では集いに先立ち、県庁前で後藤勝彦県委員長、尾村利成県議らと演説。「消費税増税は絶対にだめだとの声を今こそ大きくしていこう」と訴えました。

 参加した江津市の男性(92)は「宣伝を強めたい。共産党のことをもっと知ってほしい」。出雲市の女性(72)は「共産党が提案する減らない年金制度を実現してほしい」と語り、松江市の男性(41)は「共産党のよさをもっと多くの人に広げたい」と話しました。(しんぶん赤旗 2019年9月7日)