中国・四国・九州沖縄で3月21日、5県の知事選が告示(4月7日投票)されました。

 島根県知事選では、日本共産党が推薦する 「みんなでつくる島根の会」の山崎やすこ候補(57)=無所属新=が松江市で第一声を上げました。

 山崎氏は中国電力島根原発(同市)の稼働中止を求めるとし、大型企業誘致から地元の中小企業支援への転換、国保料引き下げや、医療弱者、交通弱者への支援、農林水産業の再生などの公約を力説。「島根を愛する人々と手をつなぎ、心ひとつに頑張る」と訴えました。

 仁比そうへい参院議員が応援に駆けつけ、「危険な活断層が走る島根原発は絶対に動かさないとの声を広げ、自然エネルギーを大切にする県政にするため、山崎さんを知事に押し上げよう」と呼びかけました。

 同会の松尾寿会長が原発ゼロの新しい県政を山崎氏の勝利で迎えようと支持を訴えました。

 参加した男性(33)は「原発のない島根を実現してほしい」と語りました。(しんぶん赤旗 2019年3月22日)