日本共産党の笠井亮衆院議員と仁比そうへい前参院議員8月は5日、広島県原爆被害者団体協議会(金子一士理事長)と広島市中区で懇談しました。金子理事長、渡辺力人副理事長、佐伯区「黒い雨」の会の高東征二事務局長ら7人が出席。辻恒雄県議、中原洋美広島市議らが同席しました。

 仁比民らは、参院選の結果をおわびし、率直な意見を寄せてほしいと述べました。
 渡辺氏は「日米両政府の原爆被害をわい小化するイデオロギー攻撃を打ち被る必要がある。それができるのは日本共産党しかない」と強調。高東氏は「仁比さんに勇気づけられて、『川に魚が浮いていた』としか言わなかったのを、『浮いた魚を食べた』と証言するようになった」と報告しました。

 仁比氏は「内部被ばくなどの論戦は展開されてきたが、被害者は孤立して語れないでいる。実態を多くの人に伝え、被害者が頑張って訴えたくなるように運動を広げることが重要ではないか」と提起しました。(しんぶん赤旗 2010年8月7日)