日本政府に核兵器禁止条約への参加を求める署名に賛同した17人の国会議員から、ビデオメッセージが寄せられました。

 日本共産党の笠井亮衆院議員は、米国内国連で開催中の核不拡散条約(NPT)再検討会議について報告。核保有国と追随する国々が追い詰められていると述べ、「草の根の世論と運動の力が世界を動かしている。禁止条約に参加する政府をつくろう」と訴えました。

 同党の本村伸子衆院議員は、父親が長崎で被爆し被爆体験を聞いてきたと発言。「戦争や貧困をなくすために政治に携わってきた。長崎を最後の被爆地とするために、決意と楽観主義を持ってがんばりたい」と語りました。

 立憲民主党の大河原雅子衆院議員は、「日本が核兵器禁止条約に参加せず歯がゆい思いをしている。一日も早い条約の批准を訴えていきたい」と述べました。

 参院会派「沖縄の風」の伊波洋一参院議員は、多くの国が日本に禁止条約批准を求めているが、日本が核抑止力を理由に拒否していることは異常と批判。「核兵器廃絶まで連帯してがんばろう」と訴えました。

 日本共産党からは笠井氏と赤嶺政賢、高橋千鶴子、田村貴昭、宮本徹、本村伸子の各衆院議員、井上哲士、紙智子、岩渕友、山添拓、仁比聡平の各参院議員が発言しました。(しんぶん赤旗 2022年8月7日)