日本共産党の仁比聡平前参院議員は11月20日、自由法曹団福岡支部の2021年総会で総選挙について報告し、参院選をたたかう決意を述べました。

 仁比氏は、総選挙での市民と野党の共闘の前進を語り、その発展こそが求められていると強調。「自由法曹団が、主権者の困難を踏まえた要求を掲げ、要求で市民運動と政治勢力が一致していく取り組みに力を尽くそう」と呼びかけました。

 参加者から「岸田政権は宏池会系だが、政策を見ると憲法改悪、軍事費増加を掲げている。護憲の旗印を守らなくては」との意見が出され、仁比氏は「政治情勢は改憲などに暴走した第2次安倍政権の時に似ているが、野党共闘が課題を抱えながらも実っていることが違う。改憲への暴走はさせない条件がある」と語りました。

 野党共闘の課題や日本維新の会の危険性などの意見が交わされ、仁比氏は「力を合わせてたたかえば必ず情勢を動かせる。議席を勝ち取り政治を前に進めるため全力を尽くす」と語りました。(しんぶん赤旗 2021年11月23日)