北九州市の小倉南革新懇話会は3月18日、日本共産党の仁比聡平参院議員を講師に迎えて「共謀罪」法案についての学習会を同区で開きました。55人が参加しました。

 

仁比氏は、「共謀罪」法案について、国会質問での追及も紹介し、「『目くばせ』しただけで共謀が成立し、憲法が保障する思想・良心の自由やプライバシーを侵害する、そうした監視社会になる『共謀罪』法案は葬り去らなければならない」と強調しました。

 

参加者から「『共謀罪』法案は人を萎縮させるためのもので、戦前のようになっていくのではないか」などの質問・意見が出され、仁比氏が丁寧に答えました。

 

有馬和子代表世話人(86)は「安倍内閣のもと、『共謀罪』法案を通したら、どんな世の中になるかということを肝に銘じ、今こそ広く世論に訴え、頑張っていきたい」と話しました。

 

参加した女性は(68)は「講演を聞いたので、自分の言葉で〝おかしいことはおかしい〟と言える活動をしていきたい」と語りました。(しんぶん赤旗 2017年3月21日)