参院選勝利に向けた県内比例40万票獲得をめざし、「担い手」をさらに広げて支持拡大の大波を起こそうと、日本共産党福岡県委員会は6月16日、山下よしき副委員長を迎えて北九州市で演説会を開きました。

 山下氏は、参院選勝利を「アベ政治さよならの選挙」にするとともに、日本共産党は「国民が明日への希望と、くらしの安心を感じることができる政治をめざしている」と述べ、くらしに希望の持てる「三つの提案」を詳しく紹介。「政治を変える希望は共闘にある。同時に共産党が躍進すること」として、比例選挙での7議席以上と、3人区の福岡選挙区で自公を少数にするため、かわの祥子予定候補の勝利をと呼びかけました。

 仁比そうへい参院議員・比例予定候補は、安倍政権と直接対決してきた経験を述べ、「西日本から支持を大きく広げて一回り成長し、将来の野党連合政権をつくる先頭に立つ」と訴えました。

 かわの予定候補は、消費税増税や働き方の改悪とのたたかいで「共産党しかない」と入党した自らの経験を語り、「日本共産党だからこそ言える将来への希望を伝えていく」と語りました。

 来賓の市民連合ふくおかの酒井嘉子共同代表(九州大学名誉教授)は、市民と野党の共闘で果たした日本共産党の役割を評価し、「参院選は改憲にとどめをさす絶好のチャンス」と呼びかけ。北九州市立大学の大平剛教授があいさつしました。

 会場は満席の聴衆の熱気にあふれ、3人が入党を決意しました。(しんぶん赤旗 2019年6月17日)