日本共産党の仁比聡平参院議員を迎えた演説会が3月12日、高知県四万十市で開かれました。岸田政権の大軍拡にストップをかけ県議選同市区(定数2)で岡本かずや氏の8年ぶりの議席奪還へ、満員の会場は熱気にあふれました。

仁比氏は物価高騰に悲鳴が上がっているのに、金融緩和に固執する岸田政治が続くとさらなる物価高騰で暮らしていけなくなると告発。国の間違った政治から県民の暮らしを守ることが県議会の仕事だが、学校給食無償化の意見書を否決するなど、圧倒的な住民の願いを妨げる「政治の壁」になっているのが、自民党多数だと批判しました。岸田政権の大軍拡について、日本を戦場にすると糾弾。「戦争の準備でなく、平和の準備こそと頑張る岡本さんが定数2の大激戦を勝ち抜いて県議会に行くことこそが日本の政治を平和の道に変える」と訴えました。

岡本氏は、「うずまく切実な声にこたえ、『今度こそ』の思いで駆け回っています」と支援を呼びかけました。

黒潮町議予定候補の植田さち氏が決意表明。白川容子四国ブロック国政対策委員長のメッセージが紹介されました。

参加した女性(75)は「岡本さんを押し上げ、お年寄りが暮らしやすい、若者が安心して子育てできる県政にしたい」と話しました。(しんぶん赤旗 2023年3月14日)