日本共産党は3月11日、志位和夫委員長を本部長とする「東北地方太平洋沖地震対策本部」を設置し、第1回会議を国会内で開きました。

対策本部会議で志位委員長は、「最大規模の地震が発生し、甚大な被害が出ています。津波被害も大きく、北海道、東北、関東地方まで広範囲の災害の様相を示 しています」と述べ、「党機関と議員、党支部と党員が、救助・救援活動の先頭にたって奮闘することが大切です。対策本部は総力をあげて取り組みます」と決 意を語りました。

会議では、高橋ちづ子、塩川鉄也両衆院議員、大門実紀史、紙智子、田村智子各参院議員らを被災地に派遣し、状況把握、住民の要求をつかんで救援活動に取り組むことなどを確認しました。

対策本部の本部長代理に市田忠義書記局長、事務局長は穀田恵二国対委員長。同本部は同日、「東北地方太平洋沖地震による災害への救援を訴えます」とのアピール(全文)を出しました。(しんぶん赤旗 2011年3月12日)