日本共産党の仁比聡平参院議員は5月19日、広島県府中町の演説会で国政報告し、来年の参院選での市民と野党の共闘の勝利と統一地方選での党の躍進で自民、公明と補完勢力を少数に追い込もうと訴えました。

 党外の人も集い、会場はいっぱいになりました。

 仁比氏は昨年7月に国連で採択された核兵器禁止条約について「核と人類は共存できないと核のむごさを告発し続けてきた被爆者や世界の平和を願う多くの人たちが実らせた」と指摘した上で、「民主主義の力こそが世の中を変えていく」と強調しました。

 高見あつみ参院広島選挙区予定候補は「広島の願いが込められている憲法9条の改悪は断じて許してはならない。3000万人署名を集め切り、改憲を阻止し、安倍政権もろとも葬り去ろう」と呼びかけました。

 町内の女性(44)は「ママたちと身近な話をしながら、演説会の内容を伝えたい」と話しました。(しんぶん赤旗 2018年5月22日)