岡山県は建設予定の仮設住宅の一部を木造にすることを7月30日に決定しました。現時点で予定している200戸のうち、45戸を木造にします。プレハブ仮設が夏は暑く冬は寒いのに対し、木造仮設は断熱や防音効果があり住み心地が良いほか、長期に住むことが可能です。

 日本共産党県議団と倉敷市議団は2016年の熊本地震での実績を受け、県や市に対して木造仮設住宅の建設を求めてきました。仁比聡平参院議員も7月15日、まだ仮設住宅の建設を決めていなかった伊東香織・倉敷市長に木造仮設住宅の建設を要求しました。

 須増伸子県議は「住む人にとって環境のいい木造を求めてきたのでうれしい。まだ少ないので増やすよう頑張る」と話しました。

 木造仮設住宅は倉敷市真備町の薗小学校と岡田小学校の隣に建設されます。申し込みは8月5日までで、9月の入居開始予定です。(しんぶん赤旗 2018年8月1日)