日本共産党の仁比そうへい参院比例候補は7月9日、高見あつみ参院広島選挙区候補とともに、広島県廿日市市の宮島口桟橋前やスーパー前などで街頭演説をしました。

 額に大粒の汗を浮かべ熱弁をふるう仁比、高見両候補に、手押し車を押す80代の女性2人が声援を送り、観光客らが拍手しました。

 仁比氏は憲法を壊し、戦争する国づくりへすすもうとする安倍強権政治のもとで、「米軍は岩国基地への空母艦載機の移駐を強行し、世界遺産・宮島の上空など、廿日市の上空を超低空飛行で訓練し、爆音で住民のくらしを脅かしている」と批判。安倍政権が戦闘機1機の購入をやめるだけで4000人分の保育所や900人分の特別養護老人ホームがつくれると訴えました。

 高見氏は「実質賃金が下がり家計消費も低下をしているのに消費税増税など言語道断」と訴え、消費税に頼らなくても財源があることを示しました。

 訴えを最後まで聞いた女性(45)は「米軍機の音を幼稚園の子どもが怖がっている。おとなの私でもあの爆音は恐怖です。兵器の爆買いなんかやめてほしいし憲法改悪も反対です。共産党に私の願いは託します」と話しました。(しんぶん赤旗 2019年7月10日)