日本共産党の仁比聡平参院比例候禰は12月13日、鹿児島市で街頭演説し、総選挙で「九州・沖縄から何としても2議席を」と気迫の訴えをしました。

 仁比氏は、80代の女性の「年金では暮らしていけないのに、なぜ政治家はそれをわからないのか」という怒りの声を紹介。消費税増税に頼らず社会保障を充実する道を提案している日本共産党を大きく伸ばしてほしいと訴えました。

 訴えを聞いた大脇岩雄さん(62)は「大企業の暴利をやめさせて、利益が労働者に行きわたるようにしてほしい。共産党はぜひ頑張って」と話しました。

 生花店を45年営む女性は「実は、民主党ばっかり応援してきたの。自民党はダメ。民主党はつまずいてしまって。(仁比氏の訴えは)なるほどと感心しました。安心して老後を過ごせるようにしてほしい」と共感し、店に来た常連客に「この人にも共産党のことを話しておきますね」と話しました。(しんぶん赤旗 2012年12月16日)