「憲法が生きる日本に全力を挙げたい」

 来年夏の参院選に向け、日本共産党の、にひそうへい前参院議員・比例予定候補の議席回復をと12月2日、中国ブロックのオンラインでのキックオフ集会が開かれました。にひ氏は「総選挙での悔し涙は絶対繰り返さない。参院選では、みんなで力を合わせて5議席絶対確保を必ず勝ち取ろう」と力を込めました。

 中国ブロックの参院選勝利に向けたスタートとして、中国5県の県・地区委員会と地方議員・支部を結び、「さあ反転攻勢を」と開かれたもの。

 にひ氏は、総選挙での後退が、支配勢力に攻め込む過程で起きている共産党攻撃であり、市民と野党の共闘の更なる発展と、党そのものと公約をすべての有権者に広げて勝利したいと強調。格差是正、ジェンダー平等、原発なくせの運動、災害復興、憲法擁護、沖縄・広島・長崎の平和・被爆者運動などを挙げ、「どんな日本にしたいか問いかけ、命と暮らしを守り、憲法が生きる日本に全力を挙げたい」と訴えました。

 各県からは、ともにたたかう決意が表明され、参院広島選挙区予定候補の中村たかえ氏は、「総選挙では声が届けば共感が広がる手ごたえを感じた。にひさんを必ず国会に戻す」と決意を込めました。

 中国ブロック比例候補として奮闘した大平よしのぶ氏は、中間地方選挙、要求実現、党建設に力を入れ、「全国は一つ、中国は一つで比例5議席を必ず」と呼びかけ、頑張ろうを三唱しました。(しんぶん赤旗 2021年12月3日)