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日本共産党の仁比聡平議員は3月23日の参院法務委員会で、川崎市在住の社会福祉法人職員で在日コリアン3世の崔江以子(チェ・カンイヂャ)氏が今月、「具体的な実効性ある判断を」と求めたヘイトスピーチ被害に関する国への人権救済の申し立て(16日)について、ただちに調査を行い勧告するよう求めました。

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崔氏は22日の同委員会で行われた人種差別撤廃法案に関する参考人質疑で、ヘイトデモの恐怖を生々しく語り、与野党議員に衝撃を与えました。

法務省の岡村和美人権擁護局長は「参考人の発言を聞き、いまさらながらヘイトスピーチはあってはならないと痛切に感じている。勇気をふり絞ってなされた申し立ては立件し救済手続きを開始した。速やかに調査を行い、適切に判断する」と答弁。

岩城光英法相は「私も当事者の生の声を聞き、ヘイトスピーチは絶対になくさなくてはならない」と述べました。(しんぶん赤旗 2016年3月30日)