日本共産党の田村貴昭衆院議員、まじま省三衆院九州・沖縄ブロック比例候補、仁比聡平前参院議員と党長崎県委員会のメンバーは75回目の「原爆の日」を前にした8月8日、長崎市の鉄橋で、核兵器廃絶を求める「平和の波」行動の一環として「ヒバクシャ国際署名」への協力を訴える街頭宣伝を行いました。堀江ひとみ県議、安江あや子衆院長崎1区候補、党長崎市議団などが参加しました。

 田村氏は、核兵器の製造・保持よりも新型コロナウイルス感染症対策を世界が協調して行うべきだと訴え。唯一の被爆国として核兵器廃絶の責務があるのに聞く耳を持たない安倍晋三首相を批判し、「核兵器禁止条約に参加する意思がないのなら、次の衆院選で新しい政府をつくろう」と呼びかけました。

 まじま氏は「核兵器もコロナも一人ひとりの安全を大事にして国際社会が力を合わせるよう、うねりをつくろう」と訴えました。

 引き返して署名した男子高校生3人組の1人(18)は「同じ過ちを繰り返さないように僕たちが伝えていくのが使命だと思う」。80歳の女性は「義父から原爆にあった話をよく聞いた。市民がこんなに苦しんでいることを国はもう少し理解してほしい」と話しました。(しんぶん赤旗 2020年8月9日)