タクシー労働者のたたかいを激励する仁比議員=2010.03.22、福岡県志免町

 残り3カ月に迫った参院選。日本共産党 の仁比そうへい参院議員・比例候禰は20~22日の3日間、岡山県から鹿児島県までを演説会に、集会に、懇談に、と精力的に駆け巡りました。移動距離は2800㌔を超えました。22日夜、福岡県志免(しめ)町で開かれた、日本共産党タクシー労働者後援会の集いの様子を紹介します。

働いても働いても…

 「これ以上働いてはいけないほど働いて、時給にすれば760円。きょうあすの食いぶちを稼ぐために目先に追われて、前に進めない」

 参加者からタクシー台数増の規制緩和が生み出した労働者の低待遇、低質金の深刻な実態が出されました。

 仁比さんは、集まった22人の労働者の叫びに、真剣に耳を傾けます。

 昨年、自交総連や日本共産党との共同のたたかいが、「構造改革」の規制緩和路線を転換させ、自公政権のもとで、減車などを実現させる「タクシー事業活性化特別措置法」を成立させました。

 いま、地域ごとの協議会で「協調的減車」に向けた議論が進められている段階です。実際の減車は夏から秋にかけてだといいます。

 自交総連福岡地方連合会の緒方満委員長は「家賃、医療費が払えない、子どもを高校や大学にやれない労働者が大勢を占めている。年末まで(生活が)持つか、切迫した状況だ」と語ります。

 別の労働者は、「妻のパート代より給料が少ない人もいる。生活できなくなるような構造改革の政策は最低だ」と訴えました。

 仁比さんは、法律ができてもいまだに現状が変わらないもとで、「労働者に希望が見える運動が大事になっている」と提起。「深刻な事態を規制緩和が引き起こしてきたからこそ、緩和から強化へと転換させたのはたたかいの力だ」と激励し、決意を表明しました。

 「この到達点の希望を周囲にどう語り、広げるかが大事になっている。参院選に向けて、全力を尽くしたい」(しんぶん赤旗 西日本のページ 2010年3月24日)