日本共産党の仁比聡平参院比例候補は9月10日、海兵隊の環境レビューでオスプレイ配備によって「最大の変化に直面する」と明記された沖縄県伊江島を調査しました。



 環境レビューは、オスプレイ配備で伊江島では現行のCH46ヘリに比べ訓練回数が約3000回から約7000回に倍増するとしています。



 伊江島の米軍補助飛行場では、敵地にすばやく滑走路をつくり離発着する訓練をはじめ、米軍機のタッチアンドゴーやパラシュート降下訓練などが行われています。案内をした名嘉実党村議は「配備しても大きな問題は起きない環境レビューの書き方は信用できない」と話しました。





 仁比氏は「周囲22キロの小さな島に強襲揚陸艦や空母への夜間を含む殴り込みのための訓練をさらに押し付けることは絶対に許さない」と語りました。



 仁比氏は、オスプレイ配備を危惧する大城勝正伊江村長と握手を交わしオスプレイ配備阻止に全力をあげる決意を伝えました。米軍による土地強奪とたたかった阿波根昌鴻さんの「ヌチドゥタカラの家」も訪れ、「再び戦争の体制が敷かれる」と語る反戦平和資料館の謝花悦子館長と懇談、「国会で頑張ってほしい」と激励されました。(しんぶん赤旗 2012年9月16日)