大分県の日本共産党地方議員団は4月27日、国会と大分会場をオンラインで結んで政府交渉を行いました。堤栄三
県議ら地方議員団、山下かい参院選挙区予定候補、住民団体代表らが参加。国会から田村貴昭衆院議員、にひそうへい参院比例予定候補が参加しました。

 大分市の日本製鉄九州製鉄所が排出するばいじん問題で、「ばいじん公害をなくす会大分」の代表は国による現地調査とともに環境を監視する大気汚染測定局の増設、住民不安解消のために、ばいじんの飛散や工場の改修・点検時期などの情報を提供する仕組みづくりを強く求めました。

 経産省の担当者は「住民から不安の声があがっていることは日鉄にも伝える」と笞えました。

 にひ氏は「被害は続いている。にもかかわらずアセスに基づいた環境監視さえなされていないのが実態ではないのか」と厳しく指摘。環境省による現地調査、企業、自冶体への技術的指導・助言を行うよう求めました。

 竹田市の学校統廃合問題では「竹田市立小中学校の統合問題を考える会」の代表が保護者、住民の声を置き去りに市が統廃合を強引に進めている実態を告発。別府市山中に埋設された有毒な245T除草剤について猿渡久子県議が安全、速やかな撤去を要請しました。(しんぶん赤旗 2022年4月29日)