高知県日本共産党後援会の総会が1月15日、にひそうへい参院比例予定候補を迎えて高知市内で開かれました。

 にひ氏は「ミニ憲法講座」で講演。安倍元首相が敵基地攻撃を行うのに必要な兵器や装備を手にしてきたが、それを行使できないから憲法9条を変える必要があると言っていることは、「絶対に許すわけにはいかない」と批判。自衛隊と米軍が中国を念頭に共同訓練をしていることに言及し、「中国の人権侵害や覇権主義は国際法の立場に立って正していかなければいけないが、戦争にだけは絶対にしてはならない。それが政治の責任だ」と力説しました。ASEANが呼びかけた東アジアサミットに中国もアメリカも日本も入っていると紹介。「すでにつくられている平和と協力のためのしくみを本気で強くする日本に変わることが憲法9条を生かすことだ」とのべ、国民の中に憲法署名を広げようと呼びかけました。

 この後、参加者は各地の後援会活動を交流しました。

 総会に先立ち、にひ予定候補は高知市の県庁前で宣伝し、コロナ危機から国民の命と暮らしを守る政治への転換などを求めました。県議団、市議団が参加しました。(しんぶん赤旗 2022年1月18日)