20140106_920872 この正月、福岡には強い風が吹きましたが、比較的穏やかでした。京都から帰省した娘、高校受験でハイテンションの息子と久しぶりに過ごせました。満102歳になる祖母を囲む新年会では、子どもたちの目を見張る成長に思わず涙が。みなさんはどんな新年をお迎えになりましたか。

 恒例の初詣宣伝は例年にない激励をいただきました。平穏な日々と平和を脅かす「戦争する国」「弱肉強食の国」への安倍政権の危険はいささかも軽視できません。ですが、私たちには日本国憲法があり、育まれてきた民主主義の力があり、国民とともにたたかう日本共産党があります。

 参院選躍進で担うことになった議運理事会の一室には臨時国会終盤、数万人の「秘密保護法廃案」のシュプレヒコールが響き続けていました。激論のさなか一瞬の静寂に「あ、終わった」とほっとした自民党理事が「何だ、マイクの持ち手が代わっただけか」とぽやいた姿は象徴的でした。

 左腕大けがの絶望的な状況を数え切れない励ましで乗り越え、国会でたたかえることのすごさを痛感したこの1年。まるで奇跡のようです。強権を阻むのは国民の団結の力。どんな暴走にも立ちはだかる決意を固め合おうではありませんか。(しんぶん赤旗 2014年1月5日)