大激戦の衆院選九州・沖縄比例ブロックで共産党2議席の回復をめざし、仁比聡平参院議員は8月28日、北九州市内10カ所で街頭演説しました。仁比氏は「赤嶺政賢さんの議席を確保し、田村貴昭さんをなんとしても国会へ」と気迫の訴えを繰り返しました。

 生活保護をめぐって餓死事件が繰り返された同市門司区の中心・門司駅前では、波田千賀子市議も一緒にマイクを握り、後援会員が党のマニフェストを駅利用者に手渡しました。仁比参院議員は、終盤に入って「自民・公明はもうゴメンだが、民主にも不安がある」との有権者の声を紹介し、「民主党中心の政権ができたときも、後期高齢者医漂制度の廃止や派遣労働法の抜本改正など、国民にとって良いものは協力して、政治を前に動かし、9条改悪など悪いことにはきっばり反対を貴く」と日本共産党の建設的野党の立場をわかりやすく訴えました。

 夏休み中でも制服姿の高校生らが事をふるなか、「高校の授業料を無償にし、返済しなくてもいい奨学金の制度の創設と、みなさんの声を実現するために
全力でがんばります」と呼びかけると、振り返る生徒もいました。

 客待ちをしながらマニフェストをうけとったタクシー運転手は、「国会に共産党もおらんとだめやろ。わたしらを守ってくれるし。あす期日前投票してくる」と話していました。(しんぶん赤旗2009年8月29日)