【18.07.28.】切実な声聞き 支援策伝え/こんな土砂、自力で出せるわけない 今後この地域で生活できるのか 広島・呉で仁比議員ら

活動日誌

 豪雨から3週間、片付かない土砂の山、近付く台風12号―。日本共産党の仁比聡平参院議員(国会議員団豪雨対策本部事務局長)は7月28日、西日本豪雨で土石流に襲われた広島県呉市天応で、住民の要望を聞き、支援策を伝えて回りました。

 土砂が高さ約2メートルに堆積した地域では、住民が家の土砂を片付けながら、家の周りに土嚢(どのう)を積んでいました。

 「やっと家の中が少し片付いたのに、また台風でやられたらたまらない」と男性(76)は話します。家の横の道が土砂で埋もれて高くなっているため、台風で土砂が、再び家に流れ込む恐れがあります。仁比氏は住民と一緒に、作業を見に来た自衛隊員と道の土砂を急いでかきだす段取りを相談しました。

 駐車場の屋根に頭がつきそうなくらい土砂がたまった自宅で、1人で土砂の片づけをしていた女性(68)は「市から家の敷地は自分でやってと言われた。こんな土砂を自力で出せるわけがない」と憤ります。

 仁比氏は、被災者の声を受けて民有地の土砂、がれき撤去費用が全額公費で補助されることになったことを伝え、激励。山下さんは「26日に市がやっと、重機を入れるから申し込むように言ってきた。信じていいのね」と一安心。同時に、「土砂の流れはどのようなもので、山の開発が影響したのか、行政は検証してほしい。そうでないと、今後この地域で生活できるのか、判断できない」と話しました。

 ほかにも、▽片付いたように見える家でも床下に泥がたまっている。行政は敷地の土砂出しは支援するが、家の中は自分でといっている。何とかしてほしい▽小学校の授業を8月20日から始めようとしている。クーラーもないのにむちゃだ―などの意見が出ました。

 仁比氏は「被災者の声で支援策を前進させてきた。被災者が生活を取り戻せるよう、国会で迫っていく」と話しています。高見あつみ参院選挙区予定候補、奥田和夫、久保あずまの両市議が同行しました。(しんぶん赤旗 2018年7月29日)


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